WEB制作会社が考える「失敗しない制作会社の選び方」
SPIQA DESIGN
2023.06.05
現在、ほとんどの企業がWebサイトを持っているものの、
「具体的にどんな流れでサイトが作られているのか」については意外と知られていないかもしれません。
実際に弊社に相談にくるお客様でも、
「何からはじめたらいいのか、そもそも制作の流れがわからない」
「費用の相場がつかめていない」
といった方がたくさんいらっしゃいます。
実際、費用や進め方も会社によってバラバラなので、
「何を重要視して制作のパートナーを選ぶべきか」は非常に迷いどころです。
しかし、そこを間違ってチョイスしてしまうと、
「思っていたのと違う。。」とプロジェクト自体が失敗に終わってしまうケースもあるので、制作会社選びは慎重に行わなければなりません。
そこで今回は、WEBサイトの制作をご検討されている方に、どういったポイントで制作会社を選ぶべきかを解説します!
目次
6つの観点からみてみましょう
Web制作会社を選ぶときのは、大きくわけて以下の6つ観点からジャッジすると良いでしょう。
- 会社全体の情報(規模感や強み)
- 制作実績
- 提案内容
- 構築後のサポート
- コスト
- 担当者
会社全体の情報(規模感や強み)
まず会社の規模感や、その会社が得意にしていること(WordPressに強い、SEO対策が万全 など)をチェックします。
制作会社によっては、少人数過ぎて納品した後のサポートにまで手が回っていなかったり、デザインには特化しているけどUIには疎かったりなど色々あります。
制作会社によって得意・不得意があるので、事前に確認しておきましょう。
制作実績
制作会社を知る最も確実な方法は、過去の制作実績を確認することです。
そしてどのWEB制作会社も、必ずといっていいほど自社のサイトに制作実績を載せています。
制作実績では、以下のようなポイントをチェックしましょう。
- どんなジャンルのWebサイトを制作したことがあるか
- 自社と同じ業種業界のWebサイトを制作したことはあるか
(一定の分野に偏っていないか) - 得意とするWebサイトのテイスト、規模感
また制作実績は、なるべく最近作られたもの(直近2~3年程度)であることが好ましいです。
その時のトレンドや、組織内部の変化(人の入れ替わりなど)は、サイトのクオリティーにも影響するので、あまりにも古いと、現在の基準としては参考になりません。
提案の内容
「自社に合った提案をしてくれるか」はとても重要です。
例えば発注者の要望がサイトのコンバージョン改善だった際に、どれだけ見た目が良いデザインを提案されても、おそらく成果にはつながりにくいでしょう。
そうではなく、「そのサイトに来るユーザーがどんな流入経路でどんなコンテンツを求めているのか」「どういった流れでサイトを見るか」など、徹底したユーザー目線の提案をしてくれるWeb制作会社かどうかは、重要なポイントです。
お客様に応じて目的に合致した提案ができるWeb制作会社は、制作のパートナーとしても非常に信頼できるので、ぜひそういった目線でも探してみてください。
アフターフォロー
Webサイトは「制作して終わり」ではなく、その後「成果を出すこと」が重要です。
そのため、制作後のサポート体制も非常に重要な選定ポイントになります。
「アクセス解析の相談に乗ってくれるのか」「現状の課題に対して適切なサポートをしてくれるのか」などもチェックしましょう。
コスト
Web制作にかかる費用はさまざまです。
コストを抑えることは大切ですが、決して安ければいいというわけではなく、安い分デザインや仕様面でカスタマイズ性が低かったりと、何かしらの問題があるケースが多いです。
またページ数が増えればデザインやコーディングの工数が上がり、その分コストがかかります。
自社が「何をゴールに何を重視し、どこまで求めているのか」を明確にした上で、クオリティーに見合ったコストかどうかを見極めるのも大切です。
担当者
意外と見落とされがちですが、制作会社の担当者との相性は、選定の決め手ともなる重要ポイントです。
パーソナルな部分なので、会社というよりその担当者によって様々ですが、「連絡が遅い」「相談しにくい」「意図が伝わらない」などのストレスは、制作の進行を妨げます。
長期にわたってお付き合いする制作のパートナーとして、安心できる担当者かどうかは非常に重要なポイントです。
最後に
いかがでしたか。
数ある制作会社の中から、自社のニーズに完全に合致した会社を見つけるのは非常に大変ですが、いくつかのポイントに分けて、一番バランスが良い会社を見つける、と考えると相性が良い会社に出会えるかもしれません。