新しいことを考えるのをやめてはいけないという話。
Shindo
2023.11.07
こんにちは、Webディレクターのしんどうです。
X(旧Twitter)を見ていたら、こんなWebサイトを目にしました。
板金加工事業を行っている会社のコーポレートサイトです。
1ページ完結のWebサイトなのですが、ナビゲーションリンクが四方八方に散らばっていて、該当エリアに入るとページ上部中央にリンクがスライドしてくるという動きが実装されています。
たとえば、WORKSエリアに入ればWORKSのリンクがページ上部中央にスライドしてきます。
これはめちゃくちゃ面白い!
今まで見たことのないナビゲーションのデザインで、こんなアイデアがあるんだなと。
「板金から、ものづくりをもっと自由に。」というVISIONを掲げているので、Webデザインでも「変幻自在」「自由」というキーワードを表現しているのかなと思いました。
Webサイトの構成要素やデザインって、大体一般的な見せ方というのがありますよね。
たとえば、ヘッダーは、
- ページ上部に配置
- ロゴは右に置く
- ナビゲーションは左に置く
というレイアウトで組むのが一般的だと思います。
ブログの記事一覧は、
サムネイル、日付、タイトルという構成要素でグリッドレイアウトで並べるなど…
これらは、先人のWebデザイナーが「どうしたらサイトが使いやすくなるか?」「クリックしてもらえるか?」などのユーザビリティや目的を達成するために試行錯誤して創り上げられたWebデザインのデファクトスタンダード(事実上の標準)だと思います。
もちろん、これはWebデザインにおいての最適解で、ユーザビリティを重視するのであれば優先される設計だと思います。
しかし、常識ばかりに囚われていると新しいアイデアはなかなか生まれません。
必ずしも新しいことが良いこと、というわけではありませんが、クリエイターとして新しいことへの挑戦や求めるハングリーさを失ってはいけないと思います。
たくさんの情報をインプットして、たくさんの新しいアイデアを思いついて自分の引き出しにしまっておくことで、提案の幅が広がったり、力がついてくるのだと思います。
私たちの役割は、クライアントの魅力をWebデザインで表現することですから、大事にしたい考えです。