SSL化ってなに?初心者でも分かるように解説します!
Yamamoto
2024.07.23
こんにちは!ディレクターのYamamotoです!
SSLとは、インターネット上で安全に情報をやり取りするために欠かせない技術のことです。
この記事では、そんなSSLの基本から必要性や注意点まで、初心者の方でも分かるように解説します。
ネットショッピングやオンラインバンキングを安全に利用するためのポイントを押さえたい方、これからWebサイトを作りたい方は必見です!
SSLの導入で安心・安全なウェブサイトを目指しましょう!
目次
SSLって何?
SSLとは、「Secure Sockets Layer(セキュア ソケッツ レイヤー)」の略です。
簡単に言うと、インターネット上で情報を安全にやり取りするための技術です。
例えば、あなたがネットショッピングをするとき、クレジットカードの情報や住所などを入力しますよね?
そのときに、SSLが使われていると、その情報が暗号化されて安全に送られます。
暗号化されることで、他の人がその情報を盗んだり、変更したりすることができなくなります。
SSL化はなぜ必要?
SSL化が必要な理由は大きく3つあります。
情報の保護をしてくれる
SSLは、あなたの大切な情報を守ります。
ネットショッピングで入力するクレジットカード情報が暗号化されて安全に送られるので、第三者がその情報を盗むことができなくなります。
信頼性の証明となる
SSLが使われているサイトは、URLが「http」ではなく「https」で始まります。
ブラウザのアドレスバーに小さな鍵のアイコンが表示されるので、鍵のアイコンを見ると、「このサイトは安全だ」と感じることができます。
検索結果で上位に表示されやすくなる
Googleなどの検索エンジンは、SSLが使われているサイトを優先的に表示します。
これにより、SSLを導入しているサイトは検索結果で上位に表示されやすくなります。
SSL化の設定方法
次はSSL化の取得方法を解説していきます。
1. SSL証明書を取得する
まずはSSL証明書を発行します。
信頼性の高い有料の証明書から無料の証明書まで種類はさまざまなので自分のサイトに合ったものを選ぶようにしましょう。
2. SSL証明書をインストールする
次に、SSL証明書をウェブホスティングサービス(サイトをインターネットに公開するサービス)で取得したSSL証明書の情報を入力し、設定します。
3. httpからhttpsにリダイレクトをする
SSL化をすると、サイトのURLが「http」と「https」で2つ存在することになります。
しかし2つURLが存在すると、訪問するユーザーの混乱を招いてしまったり、SEOの評価が分散されてしまいます。
そこでリダイレクトを設定し、httpsのページしか閲覧できないように対策しておくことが大切です。
4. 設定の確認
最後にサイトにアクセスし、URLが「https」になっており、ブラウザのアドレスバーに鍵マークが表示されていればOKです!
SSL化の注意点
SSL化はウェブサイトを安全にするために重要ですが、いくつかの注意点があります。
証明書には有効期限がある
SSL証明書を取得して満足して放置してしまうと、気付かぬうちに有効期限が切れてしまいかねません。 有効期限が切れると、ウェブサイトが「安全でない」という警告メッセージが表示されてしまいますので、更新を忘れずに行いましょう。
外部リンクの更新を忘れずに
他のサイトやサービスがあなたのサイトへのリンクをHTTPで設定している場合、そのリンクをHTTPSに更新しないと安全性が低下する可能性があります。
SSL化が完了したら、リンク元に連絡しリンクを更新してもらうように依頼しましょう。
全てのページをSSL化すること
すべてのページをSSL化しないと、一部のページが「安全でない」と表示されることがあります。
Webサイト上のすべてのURLが「https」で始まるように設定しているかを必ず確認しましょう。
まとめ
今回はSSL化についてご紹介しました!
SSLは、インターネット上で情報を安全にやり取りするためにとても大切な要素です。
情報の安全性やSEO効果を高め、ユーザーからの信頼を得ることができるなどのメリットはもちろん、設定には注意が必要な場面もあることを押さえておくことが大切です。
まだSSL化を行っていない方は、ぜひ今回の記事を参考に導入を検討してみてはいかがでしょうか?