おいしそうなデザインのオンラインショップ5選
SPIQA DESIGN
2023.11.29
こんにちは。デザイナーのHandaです。
今回はおいしそうなデザインのオンラインショップ(ECサイト)を集めてみました。
商品の魅力を存分に発揮させて購買意欲があがるデザインを、ぜひ参考にしてみてください!
目次
代官山青果店
東京・代官山にある八百屋「代官山青果店」のオンラインショップです。
商品を真上から撮影した写真を丸くトリミングしたイメージ画像が、食卓でお皿に乗って並んでいるようにも見える素敵なデザインです。
商品の背景がすべて無地の白で統一されていて、野菜や果物の鮮やかな色が引き立っています。
また、サイト内で使われている写真の色味も暖かく、彩度が高いためおいしそうに見えます。
お店の暖かな雰囲気とこだわりを感じつつ、統一されたイメージ画像で「おいしそう!」と感じるサイトデザインでした!
HAKKO ANKO SAND
砂糖を使わず、発酵のチカラで甘さを引き出した“発酵あんこ”を北海道産クリームチーズの特製クリームと一緒に米粉のクッキーでサンドした「ハッコウ アンコ サンド」のオンラインショップです。
ちょっと特別感のあるお菓子のため、サイトでもアニメーションやデザイン全体にこだわりと手間を感じます。
このサイトのメインで使われている青色は食欲減退効果があるため、食品を扱うデザインでは避けられがちです。
しかし、ここのサイトは青色をあえて使うことでクッキーの補色となり、商品をより引き立たせています。
また、アクセントカラーとして使われている金色とのバランスも良いため、どこか北欧チックなオシャレさを感じるデザインとなっています。
商品の補色となる青色をメインに使いつつ、バランスの良い配色や装飾で「おいしそう」な魅力を感じさせるサイトデザインでした!
THE BUTTER CAKE
フランス産発酵バター本来のおいしさを引き出したバターを愉しむための「ザ・バターケーキ」のオンラインショップです。
食べ物の撮影では光をたっぷりいれた明るい場所で、彩度を高く、色味を暖かくすることが多いですが、こちらの商品は「暗めの場所で」「強い影ができるようなライティングで」「彩度は決して高くなく」「落ち着いたトーン」で撮影されています。
そうすることで、まるで芸術品がスポットライトで照らされているような、高級感のある世界観を作っています。
また、商品を近くで撮影することで素材感を伝えている写真も、どんな味がするのかを想像させる良いコンテンツです。
高級感溢れる配色と、商品を引き立てる写真のライティングで「おいしそう!」と感じさせるサイトデザインでした!
GREEN SPOON
野菜たっぷりのおかず、スープ、サラダ、スムージーなど、ヘルシーミールの宅食サービス「GREEN SPOON」のオンラインショップです。
メインビジュアルを動画で見せることで、商品の調理のお手軽さと野菜のヘルシーさを伝えています。
いろんなメニューの鮮やかな写真をたくさん並べることで、商品を選ぶことも楽しいデザインとなっています。
また、静止画ではなく動画で商品を見せることは、実店舗ではなくオンラインで購入する食品に対してより安心感を持ってもらうためではないかと考えます。
暖かい色味と、背景の布や写り込む食器までこだわりの詰まった商品写真で「おいしそう!」と思わせるサイトデザインでした!
FruOats
おやつ時間を罪悪感なく楽しく過ごせるように、植物由来のシンプルな素材のみを厳選してつくられたグルテンフリークッキー「FruOats(フルオーツ)」のオンラインショップです。
厳選した素材の良さを伝えるために、商品であるクッキーの写真だけでなく、果物や穀物などの写真をたくさん使っています。
また、製造過程の写真も多いため、ユーザーへの安心感も与えられています。
サイト全体は明るいコーラルカラーで、着色料ではなく“自然な食材の色”が使われている点も、素材へのこだわりつつ世界観を作り込んでいる印象です。
クッキーの暖かさと優しさが伝わるようなデザインと、素材の写真を多く見せることで「おいしそう!」と感じさせるサイトデザインでした!
まとめ
商品を「おいしそう!」と思わせるためには写真の撮り方や雰囲気がもちろん大事ですが、サイトの配色や装飾で世界観をつくることも重要です。
それぞれの商品イメージに合った「おいしそう」なデザインを、ぜひ参考にしてみてください!
※ご紹介させていただいたサイトはデザイン性が高いためピックアップさせていただきました。掲載の取消をご希望の場合はご連絡いただき次第速やかに対応させていただきます。