(SPIQA MAGAZINE)
スピカマガジン
スピカのアクション〜イヴ・サンローラン展編〜
こんにちは!スピカおでかけ企画実行委員会です。
スピカおでかけ企画とは?
日々、デザインと向き合っている私たち。
モノを作る人間が避けるべき状態は【停滞・こう着】ではないでしょうか。
常に更新される流行の中で、良いデザインを作るには良いデザインを知ること。
じゃあ、社内に籠り続けるのはもったいないじゃな〜い!?
ということで、外に出て良いデザインを観に行きましょう!という企画です。
本記事はそんなおでかけ企画のレポートになります!
イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル
新国立美術館にて開催されていた、「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」に行ってきました。
本展覧会は、「モードの帝王」と呼ばれる、イヴ・サンローランの大回顧展と言われています。
デビューから、独自のスタイルを確立するまでの40年にわたる歴史をルック110体、アクセサリー、ドローイング、写真を用いて紹介されています。
メインビジュアルについて
本イベントのビジュアルについて分析してみました。
グリッドシステムを用いた配置になっている=モダンを演出
看板やパンフレット、チケット全てのものがグリッドを意識した配置になっていました。
グリッドできっちりと揃っていることで、整ったモダンな印象を感じることができるのではないかと分析しました。
縦組みの配置をされており、「N」の視線誘導がされている。
スタンダードな視線誘導の技法が用いられており、文字〜ビジュアルの自然な流れが意図的に演出されています。
フォントで雰囲気を演出
フォントを調べてみたところ、Juanaというフォントが一番近い印象でした。
こちらのフォントは太い部分と細い部分のギャップがあり、高級感があります。
また、カウンター※がたっぷりとある印象で、余裕のある印象も感じます。
※カウンター:フォントの部位名称。直線や曲線の字画に囲まれた内側の空間のこと。
実際に観てみて
現代でも最先端に感じるスタイルの数々に圧倒されました。
イヴ・サンローランは「ファッションは女性を飾るものではなく、女性に自信をつけさせるもの」という信念を持ってスタイルを確立されたようです。
当たり前のことですが、「強い信念があるのとないのとでは、結果に大きく影響する」ということをまざまざと見せつけられたようでした。圧巻です。
\以下、今回一緒に参加したスピカメンバーの感想です/
クリエイティブに向き合う姿勢や思考は吸収したいと思える内容でした!次回、スピカおでかけ企画は何処へ…!お楽しみに〜\(^^)/