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(SPIQA MAGAZINE)

スピカマガジン

【サイトレビュー】寝具製品を展開する企業のコーポレートサイト

こんにちは。デザイナーのH.Abeです。

今回は生活に寄り添う雰囲気を十分に表現した素敵なコーポレートサイトを見つけたのでレビューをしていきます。

今回レビューするサイト

株式会社Morght(モート):https://morght.com/

南青山にあるベンチャー企業、株式会社Morghtのコーポレートサイトです。

こちらの会社は「あなたがあなたらしく生きるための最高の準備を届け続ける」をミッションとして掲げており、具体的には老舗マットレス設計会社と共同開発したマットレス「NELL」が有名です。

競合サイト

生活雑貨を展開する企業にフォーカスを当てました。

株式会社アクタス

株式会社アクタス:https://www.actus-interior.com/

▼配色

【ベース】白 【メイン】グレー 【アクセント】ブラウン

▼分析

製品をメインコンテンツに置いている構成です。

行間は広め、可読性の高いゴシック系を用いることで「親しみやすさ」を表現しています。

株式会社良品計画

株式会社良品計画:https://www.ryohin-keikaku.jp/

▼配色

【ベース】白 【メイン】グレー(濃) 【アクセント】なし

▼分析

社内の様子、商品などのスライドで構成されています。

ページ構成はシンプルで見やすさが表現されています。

総論

生活に「馴染んで、気に入って、使い続けてもらう」ために質の良いものである必要があります。それらを表現するため、過度な演出はせず、製品をストレートに魅せていました。

今回のサイト「株式会社Morght」

▼配色

【ベース】ベージュ 【メイン】黄色・オレンジ 【アクセント】なし

いいなと思ったポイント

  • 写真の選定

競合が製品のイメージであるのに対し、当サイトは「製品を生活に導入したことによって豊かになった人々の様子」を魅せていました。 前者は表現としては分かり易く、十分に伝わるのですが、当サイトは一つ演出を加えているので凝った印象になっていると感じました。

また、製品の数が少ない場合にもこのような手法は最適だと感じました。

  • 手書きの要素

写真に重なるように動くアニメーションや、強調ポイントで用いられている手書き文字が世界観の演出を大きく担っていると感じました。

特に、押して欲しい詳細リンクに対して矢印のアニメーションが発動しているのはサラっと通過することなく、目が止まるので視線誘導にも有効なのではないかと分析しました。

なぜこのデザイン?どういう効果が期待できる?

  • 他社に企業のフレッシュさ、若々しさを表現するため

起業から6年目の企業であることや代表の方が20代であることから、こちらの企業の「らしさ」の一つでもあると考察しました。

<サインペンの走り書きのような文字>から背伸びをせず、荒削りではあるものの一生懸命で真摯な姿勢を感じました。

まとめ

わかりやすさとは商品がわかりやすく見えていることですが、あえて商品は見せず、「商品を用いたことによる結果」を魅せるという表現も技法として有るのだということに気づきました。

次回のサイトレビュー記事もお楽しみに!