スピカデザインがサイトを作る時ってどんな品質チェックしてるの?
SPIQA DESIGN
2023.04.19
WEBサイトは、ノーコードツールや既存のテーマなどを使わない限り、人が一から手作業でデザイン→コードを書いて作るものなので、もちろんミスをしてしまう場合もあります。
(特にコーディングは、一文字一文字ミスなく記述しないと、サイトが映らなくなったり..なんてことも..)
そのためサイトを納品する際は、ほとんどのWEB制作会社が品質チェックを行っています。
「サイト制作ってなんでこんなに時間がかかるの?」
「今すぐ公開したいのに制作期間が長い..」
そんな思いをもたれているお客様に、弊社がサイトを制作してから、お客様に納品するまでの品質チェックの工程を公開します!
目次
STEP1 デザイナーによるデザインチェック
お客様からのデザインの要望など、ディレクターがヒアリングした情報をもとに、担当のデザイナーが一からオリジナルでデザインします。
そしてデザインができた段階で、担当者ではない別のデザイナーが下記項目を中心に細かいチェックを行い、必要に応じて修正を依頼します。
- 構成・案件内容の確認
- 誤字・脱字(英語のスペルや送り仮名要注意)
- 配色ルール(ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーのバランス)
- 余白のルール(コンテンツごとの余白が均一か等)
- 見出しのルール(h2〜正しい順番で使われているか等)
などなど
フィードバックをもとに修正し、デザイナーのOKが出れば次はディレクターチェックに入ります。
STEP2 ディレクターによるデザインチェック
デザイナーがチェックしていた項目に加えて、主に下記のような項目を中心にチェックします。
- 写真を「目的に沿って」補正・加工しているか
- 色を多用していないか
- フォントを使いすぎていないか / 使用フォントがコンセプトに合っているか
- 強調するべき所が強調されているか
- 装飾にルールを設定しているか
- ルールの優先度がユーザビリティを超えていないか
- ワイヤーそのままのデザインになっていないか
- ワイヤーで定義した目的を達成しているか
- トレンドを意識しているか
- すべてのデザインに根拠があるか
他にもたくさんありますが、主にはこういった内容です。
そしてディレクターからのフィードバック&修正が終わったら、社内でのデザインはFIXになります。
このタイミングで初めてお客様に提出し、デザインの方向性などに相違がないか確認してもらいます。
あらかじめディレクターが、お客様のデザインの要望などをヒアリングしているので、このタイミングで大きな修正が入ることは少ないですが、たまにお客様社内での方針変更などがあったりすると、それにあわせてデザインも変更する場合もあります。
そんな時は、スケジュールなども相談しつつ、お客様の理想のデザインになるまでブラッシュアップをします。
そしてお客様からOKが出たら、いよいよコーディング作業に入ります。
STEP3 コーダーによるサイトチェック
デザイナーが作ったデザインをコーダーが実装(テスト環境に用意)できたら、第三者のコーダーによるコーディングチェックを行います。主には下記のような内容を中心に細かくチェックしていきます。
- リンク先が不明な場所がないか
- 着手前にタイトル、ディスクリプション、OGP画像があるか
- モーダルウィンドウなどの作成する部分があるか
- 動きを入れる箇所はあるか
- ヘッダーなど追従固定の箇所はあるか、ある場合SPではどうなるか
- タブのデザインがある場合、タブ切り替えになるかページ遷移になるか
- スマホデザインが必要な箇所がないか
(特にテーブルなど要確認。必要があれば早めにデザイナーに依頼)
など
デザイナーが作ったデザインデータと実装したサイトを照らし合わせ、余白の大きさやズレがないかなどを全てチェックしていきます。
コーダーによるチェックが終わったら、次は制作を担当したデザイナーによるチェックが入ります。
STEP4 デザイナーによるサイトチェック
コーダーによるチェックは済んでいるものの、デザイナーもデザインデータと見比べて違うところがないかなどをチェックします。
デザインデータで見るのと実際にサイトにして見るのとでは、画面幅やブラウザによっても変わったりするので、ここでのチェックは念入りに行います。
STEP5 ディレクターによるサイトチェック
デザイナーによるサイトチェックが終わったら、最後はディレクターによるチェックが入ります。
SEOにも影響するmeta情報などのチェックから、デザインや挙動、スマホの動作など幅広い視点でチェックします。
ここでもフィードバックをし、全ての修正が終わって初めてお客様に提出します。
まとめ
弊社がサイトを制作する際、
大きく分けて最低5つのステップを経てお客様に提出しています。
お客様からOKをもらっていざ公開となった場合も、さらに納品時のチェックリストがあったりと、品質を保つためのチェックは怠りません。