スタイリッシュなホテルのWEBサイトデザイン5選

こんにちは！デザイナーのHandaです。

今回はスタイリッシュなホテルのWEBサイトを集めてみました。
そのホテルならではの特徴的で独創的なデザインの参考になりましたら幸いです！

DDD HOTEL

東京都中央区にあるデザイナーズホテル「DDD HOTEL」の公式サイトです。
「ビジネスホテルとはなにか」を考え作られたホテルで、ただ単に寝るだけの場所ではなく食やアートを中心とした文化的な時間も過ごせるようにと、アートギャラリーまで併設されています。

トップページではロゴを大きく配置することで、ホテルの名前を覚えやすくするようなインパクトを与えています。
また、全体で使われている写真にはノイズ加工がされており、築年数の長い建物を想起させるようなレトロな表現が印象的です。
目まぐるしい現代を生きる人々が泊まるからこそ、現実を切り離せるような空間を演出するためにあえて内装の写真は暗くしたり、全体像がわかりにくい写真を使っているようにも感じました。

デザイン性の高いホテルの内装と合わせて、大胆なレイアウトやフォント使いでスタイリッシュな雰囲気を表現しているサイトデザインでした！

Earthboat

キャンプのように自然を感じながらホテルのような快適な、トレーラハウス型タイニーホテル「Earthboat」の公式サイトです。
「いきなりテントで寝泊まりはハードルが高いし、衛生面も心配」というアウトドア初心者から「ハードな本格キャンプも好きだけど、新しいアウトドア体験に興味がある」という好奇心旺盛な上級者まで楽しめる、サウナ付きのホテルです。

サイト自体はシンプルな構成ですが、アニメーションなど動きを取り入れることで単調にならないような工夫がされています。
アースカラーで自然をイメージさせる優しい配色で、都会の喧騒とは真逆の雰囲気をスタイリッシュにデザインしています。
また、曇り空の写真を使うことで、日本よりも日照時間が圧倒的に短い北欧の雰囲気が表現されています。

ホテルのコンセプトを配色と写真の撮り方などで表現しつつ、工夫されたアニメーションなどで大きな差別化を図っているスタイリッシュなデザインのサイトでした！

TRUNK (HOTEL) YOYOGI PARK

東京渋谷代々木公園に隣接し、都会の刺激とくつろぎを同時に愉しむ「Urban Recharge」をコンセプトとしたスモールラグジュアリーブティックホテル「TRUNK (HOTEL) YOYOGI PARK」の公式サイトです。

都会の「くつろぎ」と「刺激」を同時に愉しむというコンセプトから、余白を広く取って「くつろぎ」を表現したり、全体にノイズをかけることで「刺激」を表現しているのではないでしょうか。
綺麗に整列され線で区切られた構成でありつつも、英語が波を打つように動かすアニメーションを取り入れており、「くつろぎ」と「刺激」という真逆のキーワードを融合させたデザインが印象的です。

色数の少ない配色で洗練された印象のデザインの中に、対立するワードのコンセプトを混ぜ込んだ独創的なデザインのサイトでした！

THREE

品川区にある長期滞在も可能なアパートメントホテル「THREE (スリー) 」の公式サイトです。
「ささやかな日常」をコンセプトに、個性の異なる3つのお部屋が特徴的なホテルとなっています。

3種類のお部屋のイメージを、3つの背景色と一緒に切り替えるアニメーションがトップページに施されています。
メインとなるカラーをそれぞれ設定することで、一緒に過ごす人や気分に合わせて楽しくお部屋を選ぶことができそうです。

各コンテンツが出現するときの細かなアニメーションや、お部屋ごとに異なるカラーを使って、こだわりのインテリアやホテルのコンセプトを魅力的に表現しているサイトデザインでした！

TOKITOKI

長崎県雲仙市神代小路に佇む、築190年の古民家を改修した1棟貸しの古民家宿「TOKITOKI」の公式サイトです。
国の重要伝統的建造物群保存地区でもある場所に立地し、情緒溢れる雰囲気のホテルとなっています。

和風な古民家宿らしさをサイト全体に落とし込み、洗練されたデザインが印象的です。
縦書きの文字を交えることで、和の雰囲気を出しています。
文字だけでなく、スクロールの方向でも縦と横を交えた自由なレイアウトのデザインですが、コンテンツの表示速度に差をつけたり、余白を十分に使うことで目線の誘導もスムーズで読みやすいサイトになっています。

洗練された落ち着きのある和の雰囲気で、実際の宿の雰囲気に限りなく近づけたデザインが素敵なサイトでした！

まとめ

どのホテルもコンセプトに合ったサイトデザインとなっており、そのホテルでしか出せない特徴がしっかりと表現されていました。

デザインする際にはホテルの立地やインテリアの雰囲気、コンセプト、ターゲットなどを深掘りすることで、唯一無二のそのホテルらしさが表現できるのではないでしょうか。

ぜひ参考にしてみてください！

※ご紹介させていただいたサイトはデザイン性が高いためピックアップさせていただきました。掲載の取消をご希望の場合はご連絡いただき次第速やかに対応させていただきます。