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【動画マーケティングについて考える vol.01】動画マーケティングとは何なのか?

Asai

2023.05.10

近年、スマートフォンやタブレットなどの端末機器、そしてYouTubeやTikTokなど動画コンテンツの普及によって、人々が動画に触れる機会がとても増えています。それにより、動画を使った集客の一つである「動画マーケティング」は、現在のビジネスにおいてとても重要な戦略となっており、力を入れる企業が増えています。

そこで、動画マーケティングについて理解度を深めていくことを目的とした記事を複数回に分けてライティングしていきます。初回である今回は、そもそも「動画マーケティングとは何なのか」というタイトルで、詳しく解説していきます。

動画マーケティングとは

動画マーケティングとは、文字通り動画を用いて商品やサービスを宣伝することを指します。YouTubeで動画を見る前に流れるCMだったり、TwitterやFacebookで表示される動画広告などが、動画マーケティングにおける代表的な手法です。

動画は視覚と聴覚で多くの情報を短時間で分かりやすく伝えることができます。そのため、テキストだと大量になってしまう商品やサービスの魅力を効率的に訴求することができ、消費者に強い印象を与えることができます。

例えば、こちらの動画はスピカデザインのプロモーションムービーです。幅広い業界のサイト制作に対応していること、制作実績が豊富であることを、動画で効率的に訴求しています。

動画マーケティングのメリットとデメリット

ここで動画マーケティングを導入した際に発生するメリットとデメリットを解説します。

メリット

動画マーケティングを導入して得られるメリットは多くあります。

購買意欲を促進させる

1つは目標を達成しやすいということです。先述したように動画はテキストと比べて短時間で多くの情報を分かりやすく伝えることができます。そして、設定したターゲット層に動画を見てもらうことで、ターゲットの購買意欲を促進させることが期待できます。

検証・分析がしやすい

動画の評価をする指標はとても多く、以下の指標があります。
※ただし、コンテンツによって指標の違いがあります

  • 「総再生回数」
  • 「総視聴時間」
  • 「日毎の合計動画再生時間」
  • 「平均視聴時間(総視聴時間÷総再生回数)」
  • 「1回あたりの平均視聴時間(総視聴時間÷総再生回数)」
  • 「1人あたりの平均視聴時間(総視聴時間÷UU数)」
  • 「ユニーク再生数(異なるユーザーが視聴した総再生数)」
  • 「動画広告によるCV数」
  • 「動画広告の表示回数」
  • 「クリック数」
  • 「クリック率」
  • 「完了率(動画が最後まで再生された割合)」

このように動画を評価する指標が多いため、測定ツールを使い、広告で流している動画は効果的なものなのかどうかを検証・分析ができます。さらに、評価指標の中からいくつか目標とするKPIを設定しておくと、より効果的な施策を実行できるでしょう。

拡散力がある

動画は、視覚と聴覚から情報をあたえるため、とても印象に残りやすいです。そのため、動画を見た人に強く印象を与えた動画は拡散されやすいです。そもそも動画広告を配信するプラットフォームがYouTubeやSNSなど共有機能が滞っているコンテンツが多いので、それらも拡散のされやすさにつながっています。

さらに、YouTubeの「高評価」やSNSの「いいね」など、ユーザーから高い評価を受けた広告ならば、質が高い広告と評価され、より多くのユーザーに視聴してもらえることが期待できます。

配信先のプラットフォームの種類が豊富

動画マーケティングは、広告を配信できるプラットフォームが豊富なのも魅力の1つです。YouTubeをはじめ、Twitter、Facebook、Instagram、TikTokなどさまざまな配信先があります。また、用意した動画は自社のWebサイトなどにも活用できるため、動画が活躍できる幅はとても広いです。

デメリット

動画マーケティングのデメリットは、やはり制作面やスキル面になってきます。

動画制作ができる人が必要

当然ですが、動画制作は一朝一夕でできるようなものではありません。動画編集をできる人材が必要です。そのため、すぐに動画マーケティングを導入したいのであれば、映像制作会社へ依頼する必要があります。

動画マーケティングの知識が必要

マーケティングの経験がある会社や人材でも、過信してはいけません。動画を用いた動画マーケティングでは、知識やノウハウが従来のものとは異なるため、動画マーケティングに特化した知識が必要となります。

制作に費用が時間がかかる

良い動画を作るためには費用や時間がかかります。予算や納期に余裕がなかった結果、クオリティが低い動画になってしまうと、逆に顧客へ悪い印象を与えてしまう可能性があります。

まとめ

【動画マーケティングについて考える】記事ということで、初回となる本記事では、まず動画マーケティングについて解説しました。

動画マーケティングは、ビジネスにおいて欠かせない戦略の一つであり、商品やサービスの魅力を効果的に伝えることができます。しかし、費用や時間がかかることや、制作が失敗した場合には逆効果になることもあるため、慎重に取り組む必要があります。動画マーケティングを導入する企業は、最適な動画マーケティング戦略を立てることが求められます。

そこで、次回の記事では動画マーケティングを成功させるために必要なことについて考えてみようと思います。

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記事を書いた人

Asai

ディレクター

趣味はゲーム、漫画・アニメ鑑賞、散歩、バドミントン、好きなものはうどん、ラーメン、ポケモン。 小学生の頃からポケモンが大好きで高校卒業後はポケモンの仕事に関わりたく、 アニメの制作会社を目指そうと思い専門学校に進学し静岡から上京しました。 しかし専門学校卒業後は靴の販売店に就職し、地元に戻りました。 そこで色々な巡り合わせがあり、いまの会社で働かせていただくことになりました。 マーケティングセクションに異動し、日々勉強をしています。 自分の成長記録がブログのナレッジにありますので、ぜひご覧ください! 動画編集のスキルも持っています。 幅広く要望に応えられるように頑張ります!

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