個性的なオウンドメディアのサイトデザイン5選
SPIQA DESIGN
2023.11.20
こんにちは。デザイナーのHandaです。
今回は個性的なデザインのオウンドメディアサイトを集めてみました。
単純な読みやすさだけではなく、印象に残る個性的なデザインが魅力のサイトばかりなので、ぜひ参考にしてみてください!
目次
落ち着きのあるおしゃれな個性派デザイン
Journal du ete
ジュエリーブランド「ete」がジュエリー選びのこだわりや身につけ方などを紹介するWEBマガジン「Journal du ete」です。
美しいジュエリーのビジュアルと着用イメージが豊富で、雑誌を読んでいるような感覚になるデザインが魅力的です。
記事ページは、画面の左半分でタイトルと日付、スタッフなどの情報を固定させて、画面の右半分で記事の中身をスクロールさせるデザインとなっています。
ビジュアルは大きく使うことで、ジュエリーの細かいディテールまで伝わります。
また、背景のくすみカラーも目にやさしく、読み物としても優れた配色になっています。
ジュエリーブランドならではのおしゃれなデザインが個性的なサイトでした!
HAKONATURE
箱根のアウトドア拠点の運営や、ローカルガイドたちによるユニークなプログラムやツアーの開発、おすすめコース情報の発信などをおこなうメディアサイト「HAKONATURE」です。
ノーコードツールSTUDIOで作られたサイトですが、単調に感じさせない細かなこだわりの詰まったデザインとなっています。
箱根の美しい自然のビジュアルを大きく使ったり、英文をあしらいとして大きく配置して動かしたりすることで、記事を読ませるだけでなくサイト全体で楽しませる仕組みとなっています。
記事ページは写真と文章をしっかりと読ませるような、わかりやすくシンプルなデザインとなっています。
画面の左右にSNSや情報を固定させておくことで、情報サイトとしての使いやすさも工夫されています。
コンテンツの区切りで罫線を引いたグリッドデザインや、英語と日本語をバランスよく組み合わせることでスタイリッシュに見せるデザインに個性を感じたサイトでした!
おかげさまで日之影ライフ
宮崎県の最北山間部に位置し、町土の91%を山林が占める日之影町のことをもっとたくさんの人に知ってもらい、その魅力を伝えるために誕生したWEBマガジン「おかげさまで日之影ライフ」です。
縦書きの文章や、線で囲まれた見出しとボタンのデザインが特徴的なサイトです。
基本的にはシンプルなデザインですが、明朝体とポップな色の組み合わせや自由度の高いレイアウトのおかげで個性的なデザインになっています。
記事ページはシンプルでとても読みやすいデザインとなっています。
白い背景に可読性の高い明朝体を使いつつ、見出しの数も装飾も少ないデザインにすることで、内容に集中することができます。
オウンドメディアは回遊率を高めるためにいろんなページへ遷移するリンクや、目立つボタンなどの要素が配置されることが多いですが、こちらのサイトは本や新聞を読んでいるときと近い感覚で、記事をじっくり読むことができる点が素晴らしいです。
記事ページの読みやすさはしっかりと保った上で、フォントの使い方やレイアウトなど細かなところで個性を出しているサイトでした!
ポップでカラフルな個性派デザイン
台湾好部
ファッションブランド「ビームス」の台湾大好きメンバーが、台湾の魅力をリアルな視点で発信するメディアサイト「台湾好部」です。
ビームスらしいカジュアルなロゴと色合いが特徴的で、ファッション雑誌のようなビジュアルと豊富なコンテンツで充実されたサイトになっています。
赤、青、緑の3色がメインカラーとして使われていますが、サイト全体のトーンと上手く合わせることでバラバラとした印象も無く、デザインを単調にさせない効果的な使い方をしています。
コラージュのような写真切り抜きや、吹き出しの装飾が特にファッション雑誌っぽいデザインでおしゃれです!
記事ページの自由なレイアウトや、写真の見せ方、コンテンツの種類で個性を出しているサイトでした!
アオタビ
JR西日本公式が旅の魅力を発信するために、様々な切り口のコンテンツを紹介しているポータルサイト「アオタビ」です。
スマホユーザーがターゲットのため、画面中央のスマホサイズのみでデザインされたサイトとなっています。
カラフルな配色と「これでもか!」と装飾たっぷりのポップなイラストが特徴的なデザインとなっており、どのページを開いてもアオタビの世界観が全開で楽しいサイトです。
多くのオウンドメディアは更新しやすさと読み物としての読みやすさを考慮し、装飾も控えめなデザインになりがちです。
しかし、アオタビでは手書きフォントやイラストを多用し、どのページも凝ったデザインになっています。
検索して出てきた記事がこれほど特徴的なデザインになっていると、印象に残りやすい上に他の記事も読んでみようと思いますよね。
ターゲットであるスマホの利用率が高い若者に、確実に刺さるような魅力的の詰まった個性的なサイトでした!
まとめ
オウンドメディアのサイトデザインは、更新しやすさや読みやすさを優先すると“埋もれてしまう没個性”なデザインとなりがちです。
しかし、個性的なデザインを作ることで膨大な記事の中でもユーザーに強い印象を与えることができます。
サイトの閲覧数や回遊率を高めるためにも、今回ご紹介させていただいたサイトを参考にしてみてください!
※ご紹介させていただいたサイトはデザイン性が高いためピックアップさせていただきました。掲載の取消をご希望の場合はご連絡いただき次第速やかに対応させていただきます。