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初心者マーケターによる、マーケティング成長記録 #02

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2023.02.28

今回のテーマ:マーケティング調査における「定量」・「定性」

今回は、マーケティングでユーザーを理解する際に用いる「定量」「定性」について解説します。

「定量」・「定性」とは

そもそも僕はこれまでこの2つの言葉に聞き馴染みはなく、マーケティングの勉強をする過程で初めて知った言葉です。マーケティングの勉強を最近始めた方も、すでに言葉の意味を知っている方も、この考え方がしっかりできているでしょうか?

まずは改めて、「定量」・「定性」の意味について解説していきます。

「定量」とは

「定量」とは、数値化できる要因・要素のことです。

売上額や売上量、価格や顧客数、時間など数えられるものが当てはまります。数えられるということは数値的事実が生まれるので、人によって認識がズレる心配をなくすことができます。

マーケティングの場においては、定量を分析する代表的な手法として、「Googleアナリティクス」などが用いられます。数値的事実があるので、正確な割合や分布の確認に適しています。

「定性」とは

対して「定性」とは、数値化できない要因・要素のことです。

数値化ができないので、定性的な表現は抽象的なものになってしまい、人によっては認識が合わないケースがあります。

定性を分析する手法は、インタビューなど言葉で表されたデータとなります。定性は事実の裏付けがないので、正確な割合や分布の確認には向いていませんが、顧客や市場のニーズを具体的に知ることに適しています。

「定量」と「定性」の認識について

実際に例に落とし込んで考えてみましょう。お題は「Aさんがお腹いっぱいになった原因」として考えてみます。

定量
定量で例えると「Aさんは白米を3杯食べたのでお腹いっぱいになった。」となります。これは具体的な数字を出したことで、Aさんがお腹いっぱいになった原因を述べているので、人によってお腹がいっぱいになった量の認識がズレるということはありません。

定性
この例を定性に置き換えると、「Aさんは白米をたくさん食べたのでお腹いっぱいになった。」となります。定量の際は3杯と明確な数字が出されていましたが、定性になると「たくさん食べた」と抽象的な表現となっています。そのため、人によっては「たくさん食べた」を2杯と認識する人がいれば、4杯と認識する人もいるかもしれません。

これが「定量」と「定性」の違いです。

「定量的」と「定性的」を実践形式で考える

定量と定性の違いについて分かったら、実際にマーケティングの考え方に落とし込んでみましょう。

ということで、僕が好きなグループYouTuber「東海オンエア」が日本で人気な要因を定量的・定性的に考えてみました。

東海オンエアが人気な要因

  • 登録者数が約680万人で知名度が高く、総再生回数は日本YouTuberの中で第2位(例外あり)
  • 週7本で毎日かかさずに動画を投稿している(月曜日はショート動画)
  • 各メンバーの個性の強さ
  • 万人受けはしないが、惹きつけられるような突飛した発想の動画企画

ざっと要因と取り上げてみました。この取り上げた要因で定量と定性に分けると、上2つが定量下2つが定性となりますね。

具体的に掘り下げていきます。

▼登録者数が約680万人で知名度が高く、総再生回数は日本YouTuberの中で第2位(例外あり)
これはシンプルに分かりやすい数の指標です。メインチャンネルの登録者数が約680万人と、東海オンエアに関心がある人が多いことが分かります。また、動画の総再生回数も日本のYouTuberの中で第2位(118億1270万5856回 / 2023年1月時点)と、登録者数だけでなく再生数でも人気な理由を明確にする数値的事実があります。
※ちなみに1位はフィッシャーズの、153億9224万2793回。すごい数ですね…笑

▼週7本で毎日かかさずに動画を投稿している(月曜日はショート動画)
週7本で毎日かかさずに投稿しているのも定量的な要因です。「投稿頻度が多い」という言い方だったら、人によって「多い」の解釈が変わりますが、週7本と明確な数字がでていればそれが数値的事実となるので、人気の要因として考えることができます。

▼メンバーの個性の強さ
個性の強さを数値にすることは不可能なのでこれは定性的な要因です。個性が強いという表現は抽象的で、人によって感じ方も変わってくるものです。

▼万人受けはしないが、惹きつけられるような突飛した発想の動画企画
これも数値化ができないため、定性的な要因となります。特に「万人受けしない」というのが人によって認識が変わる最たる例でしょう。実際東海オンエアと調べるとサブジェクトに「気持ち悪い」や「嫌い」というワードがでてくることは確かです。それでも日本のYouTuberでトップレベルの登録者数や再生回数を誇るのは、突飛した発想の動画企画力からなのではないでしょうか。

まとめ

今回は定量と定性について、その言葉の意味と考え方について紹介しました。

言葉の意味を調べて知るのは簡単なことですが、今回のように自分が好きなものが人気・有名な理由を実際に定量的・定性的に考察してみてはいかがでしょうか。そうすればさらに深く、定量・定性について理解ができるはずです。

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